旅のお供 江戸の職人 [書籍一般]

2008-12-22-1.jpg

『江戸職人図聚』 三谷一馬・著、中央公論文庫。ページ数507p。厚いです。
中公文庫は、紙質が良いので好きです。他社の紙質が悪い文庫本も、それはそれで好きです。
内容は、ただひたすら江戸の職人さん達の紹介です。すべてに挿絵付きで、風俗も分かり易い。
大消費都市を支えていた職人たちの、心意気が伝わってくるような本です。

この本の良いところは、小説と違ってどこから読んでもどこで終わっても楽しめるというところ。どこかに行くときなど持っていくと、ちょっとした待ち時間や寝る前なんかにぱらっと読めて助かります。
旅先に持っていくからといってあんまり薄い本を持っていくと、あっという間に読み終わって役に立たなかったりしますが、このぐらいボリュームがあれば大丈夫だろうと。

同じ著者の本で、『明治物売図聚』というのもあります。こちらも面白い。


タグ:江戸 旅行 職人
nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 2

コメント 2

ひいらぎ

ジョウビタキさんnice!ありがとうございます。
「江戸職人図聚」おもしろそうですね。読んでみたくなりました。
江戸は知れば知るほど「びっくり!」がつまっていて好きです。
by ひいらぎ (2008-12-27 00:09) 

ジョウビタキ

>ひいらぎ さん
コメントありがとうございます。江戸時代は、たかだか140年ほどの過去なのにとても遠い時代のような気がして、興味をそそられます。
『江戸職人図聚』とても良い本なので、書店で見かけたら捲ってみて下さい。
by ジョウビタキ (2008-12-27 09:45) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。