『漾虚集』 夏目漱石 [古書籍]

2009-11-24-1.jpg
久々の更新。特に忙しかった訳ではなかったのですが・・。

今回もエクス・リブリス繋がり。
夏目漱石の『漾虚集』 明治39年、大倉書店。装丁は橋口五葉。
表紙は藍染め布で良い感じです。ただ、保存が悪いとすぐにぼろぼろに。
画像は扉絵部分。
おそらく、留学帰りの漱石がエクス・リブリスという魅力的な物があるんだ、次回の本には是非それを付けたい、というような感じで五葉に依頼したんじゃないでしょうか。
はじめから蔵書票が付いている本というのも不思議なもんですが、きっととにかく付けたかったのでしょう。
ジャパニーズ・アールヌーボーな感じで素敵だと思います。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。