『虞美人草』  [古書籍]

2008-04-02-1.jpg2008-04-02-2.jpg
明治41年、春陽堂より刊行、『虞美人草』です。
装丁は橋口五葉。漱石と五葉の最強?タッグによる、ジャパニーズ・アールヌーボーの頂点とも言える装丁だと思います。ひなげしとトンボの描写もさることながら、色遣いの妙にうっとりさせられます。帙のぴりっとしたデザインも素晴らしいです。
この本は非常にファンも多く、実は数年前に復刻版として出版されました。とても美しい本で(元のデザインが美しいですからね)書店でも目を惹いたのですが、やはり色や質感までは再現できません。当たり前ですが。ただ、とても丁寧につくられた愛ある復刻版だったように思います。
こんなデザインの、文箱が欲しい。リネンでも良いですね。男性にはちょっと・・ですが、服に使っても美しいだろうと思います。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。